大福山 (427)

      ここには大福山と書かれた自然石の碑があります。地元の人の

     話では下へ落とされていたのを地元の中屋という人たちが山上に

     あげたそうです。さぞ重かっただろうと思わされる大きさです。

     元禄9年という年号が刻まれています。

      最近立派な灯篭が奉納されています。地元の人の力の入れ

     ようが伝わってきます。

      誰かの手で見晴らしの良いようになり、またベンチやテーブル

     も増え楽しい山上になりました。

                             感謝 合掌

      この山を語るとき和歌山人であれば忘れてはならないもう一人

     の人がいます。

      元和歌山医大の教授で山本という方です。彼はなんとこのやまへ

     1000回の登山と御参りを達成されているそうです。

      私もその根性を見習いたいと考えています。





         俎石山(ソセキザンともマナイタイシヤマとも聞きました)

            (和歌山での通称はマナイタです)

       近年大阪のボランティアの方が頂上を切り開かれて大阪湾が良く

      見えるようになりました。

       また広々とした広場のような感じになりました。手入れをして

      木々の伸びるのを押さえて伐採時のような広さを保ちたいと思い

      ます。

       箱作りへの途中に国民福祉センター( )があり食事や宿泊が

      できます。車で箱作駅まで送っていただけるそうです。





          籤法ヶ岳(センポウガダケ、クジホウガダケどっち?)

       近年誰かが階段を作ってくれて急な坂も上り下りしやすくなり

      ました。和歌山市方面の眺めもよく、下の方を見ればはるか下に

      西谷の池が見えます。

       そこからの道があるそうです。大変急だそうです。

       足のあまり強くない私は、その道から登ることには少々逃げ腰では

      あります。









                井関峠

       ここは交差点です。

       大阪方面に下れば和泉鳥取方面。和歌山側に下れば奥畑経由

      六十谷方面。東に上れば青年の広場方面。西に行けば大福山方面。

       ここにはベンチがあり休憩する人も多いようです。

       大阪側は道幅も広く車も通れます。昔は生活道であったろうと

      考えたりします。交通の発達していなかった昔歩く人にとって

      和歌山市から鳥取方面へ行くのに一番の近道であったろうと

      思われるからです。

       もしかして荷車などひいてあるいは牛や馬に引かせて行ったり

      したかもしれません。ものすごくしんどそうだけど。







             青年の広場



       この地区の山では最も良く知られ、誰でも知っていると言って

      よいほどの名所です。ここから山中渓へ行けることもあって

      ハイキングをしない人でも良く知っています。

       ベンチも多く弁当を食べる人もたくさんいて、昼頃はにぎわいます。

       頂上からの見晴らしも良く景色を楽しむ人も多い。









      雲山峰 (490)



        ここで紹介する山の中では一番高い山です。青年の広場から

       山中渓へ行く場合必ず通る山です。

        調べて記事をふやす予定です。









              キャンプ場(大阪府管理)



       井関峠から大阪側に降り、しばらく行くと飯盒炊飯やトイレなどの

      設備の整った大きなキャンプ場があります。









               鳥取の池



       灌漑用水( )のダムです。船を浮かべて釣りを楽しむ人の姿も見え

      たりする大きな池です。

       近くに良く整備された公園があります。駐車場も広く行楽シーズン

      にはにぎわいます。







               役の行者堂



        和歌山では墓の谷(別名 母の谷、女人高野)として知られています。

        役の行者は奈良時代の山岳仏教・日本修験道の開祖で紀伊半島の

       山地を中心に高地での修行を積まれました。

        和歌山市には法華経を埋めた経塚があります。

        加太・友が島、鳴滝・お滝場、大福山などが知られています。

        墓の谷は役の行者の母君を祭ったところとして有名です。

        母君はこの地で大峯山系で修行する役の行者の大成を祈願されて

       いたそうです。彼女の願いが通じて役の行者が大成したとされ、

       彼女の大願成就の奇跡にあやかりたい多くの人が参詣しています。

        行楽シーズンには多くのハイカーや参詣の人たちでにぎわいます。









                四つ池コース



        青年の広場から六十谷駅に向かう多くの人が直川小学校の方面

       に抜けるときに通るコースです。木々に覆われて夏場でも直射日光を

       受けることが少なく歩きやすいコースです。山道の終わり頃に

       四つの池が次々ときれいな姿を見せます。









                鉄塔コース



        四つ池コースで下りた場合分岐点から西にとれば鉄塔を通って

       大関橋の近くに出ます。ここから六十谷駅に近く、行きやすいと

       思います。

        六十谷駅方面からこのコースに入るには大関橋の手前数百メートル

       の急カーブの直ぐ手前を山に上がればコースには入れます。

        また大関橋を渡り、駐車場を過ぎて、右手の橋を渡り、右に折れて

       少し下れば鉄塔の標識や登山口の標識があります。









                大福の名水



        墓の谷への参詣道の井関橋から峠への道200メートルぐらい行くと

       岩清水があります。年中枯れる事なく涌き出るないきれいな水で

       コップが置かれていたりするおいしい水です。大福山中腹から湧いて

       いるため大福の名水の名前がつけられています。







                大関橋



        六十谷駅から墓の谷方面に向かうときに千手川にかかる橋です。

        この橋から川を見るとハイジャコと言われる小さな魚がたくさん

       見えます。

        この橋の上手に駐車スペースがあり、十台をこえる車が置けます。









                直川観音



         六十谷駅から墓の谷へ向かうとき、千手川沿いにある桜のきれいな

        古く大きなお寺です。









                百階段



         東ニュータウンから千手川に下りるところにある階段です。

        もあり、誰言うと無く「百階段」と呼ばれています。

         夜間照明もあり、階段登りに最適なトレーニングコースです。









                奥畑



          六十谷から墓の谷への道沿いに集落があります。奥畑と言い

         ますが、いつ通っても住民の方は会釈してくれたり、おはようと

         声をかけてくれたりして、四国のお遍路道を連想させてくれる

         暖かい雰囲気があります。









                千手川



          墓の谷を水源とする紀ノ川の支流です。墓の谷への道は

         この川を縫うように、交錯しながら登るため、所々できれいな

         水面が見え、山歩きの人の心に安らぎを与えます。













        

        

        







       











     

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